玉井 健二（たまい けんじ、1971年9月6日 - ）は、日本のミュージシャン、音楽プロデューサー。大阪府大阪市城東区出身。血液型はAB型。現在は株式会社アゲハスプリングスのCEO（最高経営責任者）を務める。 高校時代、同級生たちと結成したバンド「Rëselve」（レゼルブ）のボーカルとして関西のライブハウスを中心に活動。当時の「第2次バンドブーム」の中、関西の若手インディーズバンドとして人気を博し、当時まだ無名だったシャ乱Qとの対バンを断ったという逸話を持つ。 高校在学中にポリスターと契約し、1990年に同バンドでメジャーデビュー。「美少年高校生5人組」という触れ込みで売り出すも、ブレイクには至らなかった。 数作のアルバム・シングルを発売したのちにバンドを脱退し、原田真二プロデュースの元で、ソロ活動を開始。ここでも数作リリースするが波に乗ることはなく、90年代半ばからは作詞・作曲や他アーティストのディレクターといった裏方に移行していった。1999年にエピックレコードジャパンに入社し、同社レーベルのアーティストの企画・制作に携わるなど、音楽プロデューサーとして数々の作品に参加。その後2004年春に同社を退社し、独立した。 現在は、YUKI、伊藤由奈、Planeらのプロデュースを手がける。2005年にプロデュースを手がけたYUKIの3枚目のアルバム『joy』、4枚目のアルバム『Wave』、5枚目のアルバム『うれしくって抱きあうよ』、伊藤由奈の1枚目のアルバム『HEART』がオリコンチャート1位を獲得した。同じくプロデュースを手がけたflumpoolの1枚目のアルバム『What's flumpool!?』はオリコンチャート2位を獲得した。 また水口哲也と共同でプロデュースを手がけた元気ロケッツのデビューシングル『Heavenly Star』が、アメリカMTV系列のチャンネル「SPIKE TV」にて、2006 VIDEO GAME AWARDSのBEST SONG賞にノミネートされた。 また、自身が代表を務めるクリエイターズ・ラボ「株式会社アゲハスプリングス」が手掛けるCDおよびDVDの総売上枚数が2005年発売以降のみで1500万枚を超え、音楽シーンの中核を成すに到っている。